よく言われるのが、「音楽ってイイよね」。
じゃ、具体的に何がイイのか、お腹が一杯になるわけでもないし、何かハッキリした答えがあるわけでもないのに、
「音楽ってイイよね」
と言われたら、
「そうだね」
というしかなく、それ以上突っ込んではいけないような空気があります。
「どこが?」
というと、感性が欠落したように思われるかもしれないリスクを背負います。
そこで、今日はあえて「どこが?」と突っ込んでみたいと思います。
プロの職人たち
ボクに知り合いには腕のいい料理人がたくさんいます。ほんま凄いです。尊敬します。なぜ、こんな美味しいものを作れるんでしょうかと思って、それはもう幸せに浸ることが出来ます。
テレビでスポーツ観戦をしていて見事なファインプレー!感動ものです。この人たちはどれだけたくさんの人を幸せにしていることでしょう。
幸せを分かち合う
プロでなくても、友達の家に行ったときに出される美味しい料理、それに子供の野球の試合にだって感動しますよ、幸せにいっぱいにしてくれますよね。これはもう「イイよね」とか問いかけるまでもなく、イイです。また疑いすら持ちません。
誰もが自分の出来ることで、人を幸せにすることが最高の幸せなんですよ。そんな気持ちで分けてもらった人もまた幸せなんです。
人は何らかのかたちで、誰かと幸せを分かち合うために生きているんです。
そして音楽の場合
そして音楽も同じく、「幸せを分かち合う」ことなんです。
じゃ、なぜ音楽がなにか特別のもののように言われるのか?
考えてみてください。料理で喜んでもらおうと思ったときに、人数分の食材がいります。ひとりひとりに配らないといけません。その数や量にも限界があります。
でも音楽はひとりの人間が、大勢に一気に「幸せを配ること」が出来るんです。楽器ひとつ持って演奏するか、歌の人なら身体ひとつですよ。音にのって一瞬にして、ドバッと!幸せがたくさんの人に配られるんです。
音楽がときどき誤解を生むのは、そうでないものがあるからでしょうかね...「オレのXXX凄いだろ!」みたいなの...でも、ある意味それもアリかもしれませんが...
もしアナタが最高に幸せと思えるものがあったら、それを誰かと分かち合ってください。それは音楽である必要はありません。でも音楽だったら最高だと思いますよ。
ボクもそんな気持ちで音楽を作っています。そして、それをアナタに届けたいと思っています。もちろん料理と同じで好き嫌いもあるし、受け取る人によっては「勘弁して欲しい」ものかもしれません。
いろんなことを考えながら、ボクは今最高に幸せな気分で毎日音楽を作っています。
この記事を書いた人
[Music Freaks]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。人の多い場所と鈍感な人、苦手です。音楽と共に生きてくことは愉しい、すべての人がそう思えるような世界を考えていきたいです。
アナタにお薦め
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