ここのところ、YouTubeでソフトウェアの解説ビデオでひたすら見ていました。ReasonというDAWの解説ビデオです。ちょっと今までのDAWとは作法が違うので戸惑うところが多かったからです。
基本的な部分は、ある程度のお勉強をしておいた方が滞ることなくスムーズに音楽製作ができます。ということで、「Reason 初心者入門」という記事を書いてみました。
DAW初心者の方やReasonに興味のある方の参考になればと思います。
Reason Studios Reason 11 Suite
😜これからReasonを始める人へ
新しい感覚のものに手を出すのはよほどの興味が無ければ手を出しづらい部分がありますね。Reasonも見た目の特殊さから敬遠されている人も多いかもしれません。
このソフトウエア、初期の頃はエレクトリックミュージックに特化されていましたが、現在では同梱の音源だけでエレクトリックミュージックからアコースティックなものまでカバーできます。シーケンサーも必要なことはほとんどできてしまうので、コスパもAppleのLogicなみに優れているかもしれません。
シーケンサーに特化したした🎧Logicか、音源を重視した🎹Reasonかという感じですね。
長い間、使うことがなかったDAW
最初のReasonが発売されたのが。2000年です。画期的な音楽ソフトウェアの登場という触れ込みでデビューしたReason、ボクはこのときから関心を持っていて、書籍も購入していました。ただ当時はかなりエレクトリック音楽に特化したイメージがあったので、少し距離を置いていました。その当時ボクはアコースティック音楽の製作のほうに興味があったからです。
今年に入って書籍の整理をしていたら「Reasonのすべて」という、当時買った本が出てきました。最初期のReasonについて書かれた本です。
今ではエレクトリック音楽製作にとても興味があるので、現在のReasonはどんな感じなんだろうと調べてみました。するとかなり進化はしているものの、Reasonデバイスのサンプラーやドラムマシンが、現在も当時のもの (version 1.0) がそのまま使用(同梱)されていることに驚きました。発売当初の音源のクオリティが今でも通用するということですね。
シーケンサーもオーディオのレコーディングからピッチの補正等、DAWで必要な機能充分備えています。Reason 9.5になって、VST形式のプラグインも使えるということでようやく購入しました。さらにReason10になってデバイスも増えるようです。
16年間彷徨った末でやっと、おつきあい開始😅です。
取っつきにくい独自の感覚
Reasonというソフトウェアは他のDAWと比べて独自な感じがあります。
普通、こういったソフトウェアの場合シーケンサーがメインなので、違うソフトウェアを扱うときもほぼ作法みたいなものは同じです。だから、他のDAWに乗り換えても車を乗り換えるように簡単に操作できてしまうところがあります。
しかし、Reasonはシーケンサーの部分は機能の一部分で、メインはラックに収められた音源です。ここでの操作感になじむことができるかできないかがで、Reasonを好きになるかどうかがわかれます。
しかしいったんハマるとホント愉しいです。ハードウェア音源をさわっているかのような感じで、意味も無く音源をさわって遊んでしまいます。遊んでいるうちにアイデアが浮かんできて、それが音楽になっていきます。
アップグレードは常に足し算
Reasonはもうすぐヴァージョン10(2017/10/25)になります。
アップグレードは初期の音源やエフェクター等のデバイスを残したまま、新しいものを追加というかたちです。アップグレードは常に足し算なのです。
改良されたり新機能が付くのはシーケンサー部のみです。
途中からReasonをはじめると、初期の頃から増え続けているたくさんのデバイスに圧倒されてしまいます。
ただ初期のデバイスがそのまま使えるので、古い教本なども問題なく使用出来ます。ボクは最初期のヴァージョンの教本を持っていましたが、Amzonでヴァージョン3と4の教本も購入しました。だいたい一冊300円程度ですのでお得です。YouTubeで解説されているReasonのビデオはほとんど英語ですので、英語が苦手な方はこういった教本がわかりやすいと思います。
👣始めの第一歩、ベーシックな製作
初期設定ではそれほど戸惑うことはないと思います。おそらくこの記事を読んでくれている人は、初期設定を済ませてちょっと途方に暮れている人😓、もしくは購入前の人💰かReason大好き人間💑が多いと思います。なので、Reason初心者のためのベーシックな音楽製作の雰囲気ついて書いていきたいと思います。
基本はラックのデバイス
Reasonのラックを見てちょっと戸惑う人もいるかもしれません。普通これほど膨大な量のハードウェアをイッキに使いこなす事が無いので、圧倒されてしまう人もいると思います。どれから使っていけばいいのか迷ってしまします。
まずは細かいことは考えず、今回はサンプラーの「NN-19」とベーシックな音源「ID-8」のプリセット音のみを使用して、アコースティックな感じの音楽を即興で作ってみたいと思います。
最初の画面を立ち上げたとき、初期状態ではエフェクターが既にセッティングされた状態で立ち上がります。必要に応じて設定は変更できますが、今回はこの状態で始めます。
サンプラーNN-19
Reasonにはサンプラーが二種類、初期の頃から付いている「NN-19」、より高度な設定が可能な「NN-XT」があります。
今回はシンプルに「NN-19」を使ってみたいと思います。 この音源について後日また詳しく書きたいのですが、今回は製作に的を絞っていきたいです。プリセット音色は「ゆったりしたストリングス」を選びました。
テンポ♩=60に設定、メトロノームとカウント・インをONにして録音開始です。
そしてこの「ストリングス」に、次は「ピアノ」の音を追加します。
ベーシックな音源 ID8
ピアノ音は総合音源の「ID8」を使います。「ソングライターのための道具箱」とういうキャッチフレーズのとおり、使い勝手の良い音色がそろっています。
ちょっとリズムのヨレている部分はあとで微調整します。クオンタイズ機能は機械的な雰囲気を出したいとき以外はあまり使いません。
この続きはまた!
とりあえず今回はここまでとします。ここからリズムを入れたり、Mix、マスタリングまで数回に分けて書いていこうと思っています。シーケンサーの便利な使い方も書きたいと思っています。音源やエフェクターひとつひとつも掘り下げて取り上げてみたいです。
とにかく最初の1歩から、2歩3歩といった感じの記事を書いていこうと思います。
👀いろんな事ができるReason
いろんな事ができるReasonですが、その多様性からその機能を駆使した音楽をつくらなければならないと構えてしまいます。実はボクもそのクチでした。
Reason Studios Reason 11 Suite
最初の一歩は、今回のような簡単なものから作り始めて、だんだんとその機能を活かした活用法を見つけていけばイイと思います。Reasonで書きたいことはまだまだあるので、「Reasonのお勉強」というカテゴリーを作って今後も書いていきます。
いろんな便利な使い方を研究して、今後も記事にしていきたいと思います。
各項目の記事のページは以下になります。
この記事を書いた人
[Music Freaks]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。人の多い場所と鈍感な人、苦手です。音楽と共に生きてくことは愉しい、すべての人がそう思えるような世界を考えていきたいです。
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