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  1. レビュー

Spitfireの無料音源 LABS



Spitfireの無料音源シリーズ、LABSから新しい音源「CHOIR」がリリースされました。Kontaktを使用せず、DAWプラグインとして利用できる音源です。

LABSについて

シネマティック系の音源を数多く出しているメーカー、Spitfire。どちらかというと、現代風で艶があって透明感のある音です。ボク自身も多くの音源を持っていて、音楽制作では大変お世話になっています。

このSpitfireが、無料で手軽で簡単に使える音源を定期的に配信しています。これがLABSです。無料音源ですがSpitfireらしさがあって、うまく使えば素晴らしい効果を得ることができそうです。

ダウンロードとインストール

サイトからクリックして、すぐダウンロードできるというのではなくて、ちょっとしたプロセスが必要となります。Movieをみればわかると思いますが、簡単に手順を列挙します。

  1. LABSのページにアクセス
  2. spitfireのアカウント作成(持っている場合はログイン)
  3. 次にSpitfire Audio Appをダウンロード
  4. 持っていない場合はNO(すでに持っている場合はYES)
  5. Spitfire Audio Appをインストール
  6. LABSのページから音源をダウンロード
  7. Spitfire Audio Appに音源が表示されて、
  8. そこからダウンロードインストール
ということになります。

音源の種類

現在まで、COUIRを含めると7種類の音があります。これらは一つLABSというインターフェースの中にまとまって格納されます。

それでは、現在までリリースされている音源を見ていきたいと思います。

COUIR

今回、新しくリリースされた(2018/11/01)音源です。2017年にロンドンのAIRスタジオでレコーディングされたサンプルを使用しています。音のクオリティも無料とは思えません。デモ音源とか作るには充分じゃないでしょうかね。

CHANNGO

ギターのような民族楽器で、2006年にJoe Hensonが演奏したものを、兄弟のChristianがKM184マイクで音を収録。いかにもという感じの民族楽器特有の音です。使いどころは難しいですが、なかなか良い味を出してくれそうです。

ELECTRIC PIANO

2018年4月、Henry Cornishが所有するヴィンテージ・エレピを彼自身が自宅で収録したもの。オーソドックスで使いやすい音源。エレピの音は何はともあれ使うことが多いですから、いろいろたくさんある方が重宝します。

AMPLIFITED CELLO QUARTET

2017年、先のCHANNGOを収録した、Christian HensonとHarry Wilsonが音を収録。ちょっと癖のあるチェロの音ですが、パッド系や効果音に使えそうです。この音源はサンプルの種類が豊富で6種類の音の中から選ぶことが出来ます。

DRUMS

2012年、ドラマーのOliver Watonが演奏したものを、エンジニアのStanley Gabrielが収録したものです。生っぽさが強調されたざらついた感じの音です。LABSの他の音源ともうまく混ざってくれます。

STRINGS

2017年にHarry Wilsonが音を収録。オーケストラの弦の配置になっていて、向かって左側から右側に向かって高い音源、低い音源というふうになっています。選べるパッチは3種類。ちょっとしたデモならこれだけでも間に合いそうです。

SOFT PIANO

2008年10月にNick Taylerによって収録されたピアノの音。弦とハンマーの間にフエルトをかませて音をソフトにしています。アップライトピアノの消音ダンパーと同じですかね。モジュレーション・コントロールのところでフェルトの感度調整ができます。

LABSの使用感

インターフェースはHANS ZIMMER STRINGSと同じ感じですが、LABSは色が白でおしゃれな感じでになっています。ヴォリューム、モジュレーション、リバーブ、3つのシンプルなコントール構成になっています。

早速、LABSの音源だけでデモクリップを作ってみました。

デモクリップ

LABSの7つの音源、すべてを使いました。LABSは動作も重くなく、2010年製の古いMac miniでも7つの音源を7トラック使って使用することが出来ました。

曲は一定のパターンの中をCOUIRで自由に即興しています。曲自体はベーシックな4/4拍子ですが、冒頭に3/4、後半には5/2のフレーズが混在しています。

各トラックは外部プラグインでのエフェクト処理はせず、LABSの空間系だけを使用しています。イコライザー処理もしていません。トラックの中低域をイコライザーで調整した方が、各パートの分離感は良くなるのですが、今回は「LABS音源だけを使用」ということで、そのままにしています。

まぁ、オールドMacで作業したので、ここにエフェクター差す余裕もないのですが...。

マスタートラックには、リミッターとイコライザーを使用しています。

無料音源はたいてい動作が重いことが多いのですが、LABSは処理能力の遅い古いパソコンでも充分使えました。これは素晴らしいですね。

今後がさらに楽しみ

今後も定期的に音源がリリースされる予定のLABS。デモクリップをお聴きいただいてわかるように、いかにもSpitfireの音源らしい空気感ですよね。

音源はLABSの為に作ったというよりも、エンジニアがいろいろ過去に音を収録して、販売せずにストックしていたものを出しているようです。

ボクなんかでも音源のレビューで、曲にまで完成せてないデモクリップがたくさんあって(今回のデモクリップもそうですね)、これらの再利用の方法を考えているところです。なので、眠っている素材を再利用して無料リリースというのは、とてもうまいやり方だなーと思いました。

ともあれ、定期的に質の高い音源が無料で配布されるというのは、SpitfireのファンのみならずDTMerにはとてもうれしいことですよね。

次回リリースされる作品もまた楽しみです!

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「生と死」をテーマにしたCompetitionに参加するために音楽制作しました。是非ご覧下さい!

第二回 BUNCA Competition Music部門「生と死」参加作品

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