[Takashi Kamide’s Blog] 音楽家「カミデタカシ」のブログ

  1. ♪ Note

表現者にとって大切なこと

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表現の世界で生きることは苦労も多いですが、得るものも大きいです。生まれたときからずっと大切に持っていたものを、育て続けることができるからです

突き抜けた感覚

技術的なものは毎日やっていればそれなりに成長します。毎日30分でもピアノを弾き続けてそれを30年続けたら、ほんとうにそれで飯が食えるくらいは弾けるようになります。でも時間や努力では絶対に到達できないものがあります。

それは「突き抜けた感覚」です。

突き抜けた感覚」は誰もが何かしら持っているものです。自分自身のそれと出会えた人はラッキーです。ほとんどの子供はそれを知っていて、自分が持っている「突き抜けた感覚」に気づいたらそれを「溺愛」するようになります。

これは本人だけが知っているので、まわり人には理解できないことが多いですし、自分に陶酔することは「悪いこと」と教えられますよね。大人の世界では、とんでもない勘違いの場合もあるからでしょうかね。 子供の時に没頭していても、よほどの恵まれた環境で無い限り、まわりからは「ふつう」に生きること強要されるんですね。

私が長く音楽をやってこられたのも、この感覚おかげです。たとえ有名になれなくても、お金持ちになれなくてもやめないのは、この部分が自分の中で存在するからです。生きていく上でその部分を最も大切にしたいからです。

人それぞれ

中には、そういった感覚を全く理解できない人もいます。頭で考えようとして結局わからなかったりします。そうそすると人間関係にどんどん距離が出来てしまうこともあります。特に近しい人とそうなってしまうと最悪の結果になってしまいます。

そのおかげで信頼していた人に裏切られたり傷つけられることもありました。仕方ありません。みんな、自分にとってわかりやすいものを「良し」とする傾向がありますから。わかりにくものは「切り捨てる」ほうが楽に生きることが出来ます。

突き抜けた感覚」は言葉では表現しにくいです。

これは感覚的なことなのでうまく説明するのは難しいです。

たとえていうと、何かに集中してる瞬間、アタマの先からつま先まで包み込まれるような感覚のあと、ゆっくりと無限に持続していく感覚。飛行機が離陸してそのまま軌道に乗って飛びつつづける感じ。

音楽家の場合、そんな感じで音楽を作っていきます。演奏をしていきます。

これはもう感じるか感じないかという次元の話です。それは優れているとか劣っているとかの問題ではなくて、感じない人は感じません。それだけです。私自身が株相場の変動やワインの旨みに関して無知なのと同じ事です。野球選手やサッカー選手、カッコいいと思いますがアタマからつま先までシビれません。料理は好きですが、自分だけの何かを生み出せるとも思えません。

逆にそういった方面で「突き抜けた感覚」を感じる方もいると思います。

恐ろしいこと

音楽家に限らず、何かを表現したり作ったりする人にとって一番恐ろしいことがあります。それは技(わざ)だけに頼り始めてこの感覚が「麻痺」することです。

ある程度仕事をこなすようになって、それなりに信頼関係もでき仕事量も増え始めて、何も考えずとも手を動かすだけで仕事ができるようになってきます。仕事の量を増やして手を動かしていれば、キャッシュが入ってくるようになります。それを「良し」とし始めると、もう「突き抜けた感覚」を求めることをしなくなります。これはほんとうに恐ろしいことです。

その人は表現者としては、もう生きながら死んでいるからです。

過去の業績なりそこからの勢いなりで、誤魔化し誤魔化し生きているからです。そうして手だけ動かして、さも魂が震える物を生み出しているかのように自分を誤魔化しています。

そうならないために、たとえちやほやされることがあっても常に自分に問いかけることを忘れないようにしたいものです。

そして感謝

私が今、最高に幸せなのは、有名でもなく金持ちでもなく、ほんとうに大切なものをずっと手放さずに守り続けているからです。

そのことを気づかせてくれた、音楽というものの存在、それを守り続けた偉大な先人たち、

そして、

日々、自分に向き合っている友人たちにもう感謝の気持ちでいっぱいなのです。そのことを忘れないかぎり、命の灯りとともに日々歩み続けることができるのです。

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この記事を書いた人

[カミデタカシ]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。ゆるりと生きています。 

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