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コロナ危機で出来ること〜Liveストリーム

新型コロナウィルスの影響で音楽家、特に演奏家の仕事が減ってきています。演奏中心の方だと今月収入「0」というケースもあるかもしれません。演奏会以外でもBGMの仕事などは、お店自体にお客さんが来ないので真っ先に人件費削減の対象となってしまいます。

嘆いてばかりいられませんので、まずは自分に出来る手ををつけられることから初めて見ることにしました。ということで、YouTubeでのライブ配信を行うことにしました。不運な出来事を新しいことを始めるきっかけにしたいと思っています。

LIVE配信のきっかけ

4月に入って仕事のキャンセルが相次ぎ、先行きが不安になってきました。あらためて自分自身の地盤がとても危うく脆い上に立っていることに気づきました。嘆いていても仕方ないので、とりあえず今早急にできることを考えました。

以前から考えてはいたもののの、なんとなく先送りになっていたYouTubeでのライブ配信。まずこれから始めることにしました。今はネットで調べさえすれば、たいていのことはすぐわかります。便利な時代になりました。

必要なOBS等のソフトウェアをそろえて、LIVE配信の手順を調べて、4/2の深夜にほぼ準備完了。翌日の4/3にテスト配信を行うことにしました。

4/3 初LIVE、テスト配信

午後3時の告知をして、予定通りに演奏を開始。しかし、チャットボード見ると「演奏開始されてませんよ」の文字...。配信の手順を間違えていたようでした。尚且つ、音声の処理もひどいことになっていたようで、あらためて設定をやり直しました。

気を取り直して5時より再スタート。なんとか音声と動画をLIVE配信することが出来ました。

冒頭に短い即興演奏、そして3曲のカバー曲、15分ほどの短いLIVEです。良かったらご覧下さい。

4/4 Live配信2回目

仕事が飛んでしまった4/4(土)にも配信することにしました。

今回は30分程演奏することにしました。冒頭に短い即興演奏、そのあとに6曲演奏しました。

さらにライブ配信

さらにライブ配信を今度は1時間近く行いました。この雰囲気もかなり慣れてきました。

今後のライブ配信

ライブ配信は今後も行っていきます。今のところ不定期ですが、週一回くらいのペースでやりたいと思っています。

LIVE配信の感想

さて、ここからはYouTubeのLIVE配信について書いていきたいです。

自分自身の結論からいうと「思ったよりも簡単」でした。それと実際のライブに近い緊張感もあって愉しみながら演奏することが出来ました。

実演家という強み

ちまたでは演奏の仕事がなくなったミュージシャンに対して「YouTubeやればいいじゃん!」という意見がチラホラ出ています。しかしそれはあまりにも酷と思います。楽器演奏一筋にやってきた人たちは、それこそパソコンにしても「とりあえず使える」程度の人が多いです。

動画制作や編集にしても自分で全部やる(外注する余裕なんてありませんから)ことになりますから、「空いた時間は、もう楽器の練習でもしてよう!」となります。

しかしLIVE配信は動画を制作してUPするよりも、確実に敷居が低いです。なぜなら動画のクオリティよりも「やり直しのきかない生」であることが重要でだからです。やり直しのきかない演奏をその場で届けるという実演家の強みを生かせるのです。

準備について

ここではYouTubeでライブ配信をすることを前提にお話しします。なぜなら収益化まで考えるなら、YouTubeがいまのところ一番HOTでもあるからです。

準備について申し訳ありませんが、ここではザクッと概要だけ語るにとどめます。

まず基本の基本ですが、YouTubeアカウントを作成します。笑い話ではなくて、この第一歩すら踏み出すことの出来ていない人は意外に多いのです。

必要なもの

  • YouTubeアカウント
  • カメラの付いたノートパソコン

スマホなどでライブ配信するには、チャンネル登録者数1000人以上が必要です。しかしパソコンからだと登録者数0からでも開始できます。最近のノートパソコンだとWebカメラやマイクは付いていますので、これだけでも開始できます。もちろん機材をそろえて音をよくするに超したことはありません。

しかし、これだけでも始めることは可能です。ただし、Macの場合、SafariでWebカメラ使用のLive配信は出来ませんので、ブラウザの使用にあたってはChromeをダウンロードする必要があります。

あとはグーグルで「YouTube ライブ配信」で検索して下さい。懇切丁寧に解説してくれているページがいくつも出てきます。

ちなみに私の場合は、2015年製のMacbook Airとカメラおよび音声入力はZoomのQ8を使っています。それと配信編集用ソフトにOBS、パソコン内部からの音声のルーティングが必要となるときもありますので、SoundflowerLadioCastもあれば便利です。照明などの機材も必要に応じて機材は増やしていけばいいと思います。

これらの機材についても「検索」することで、詳しく解説した記事が見つかります。

収益化について

収益化できる媒体でYouTubeは今一番HOTなのですが、収益化できるようようになるまでは結構ハードルが高いです。ポイントは二つ。

  • チャンネル登録者数 1000人以上
  • 動画層再生時間 4000時間以上

LIVE配信でチャットコーナーから「投げ銭」をもらえることが可能なスーパーチャット、略して「スパチャ」も登録者数1000人以上からでないと無理です。

私自身も、一度チャンネルを一度アカウントごとお釈迦にしていますので、現在最初からチャンネルと作り直しています。まだ収益化できる段階には至っていないです。しかしハードルは高く即効性があるものではありません。

実際、平穏な世の中では大してスキルがないのにお給料がもらえたりします。それが当たり前のようになってしまっていますが、本来、結果の出せないものはお金がもらえません。結果的にYouTubeでは広告が収入源でもありますので、人の集められないチャンネルには無報酬ということですね。人の集められるチャンネルにすることが必要となってきます。ある意味、自分自身のマネジメントスキル磨く為の場所と考えることも出来ます。

希望はあるのか

では収益化も大変なのに希望あるのか!と叫びだしたい気持ちにもなりますよね。

希望はあります!

演奏家にとって何よりも励みになるのは、「フィードバック」です。演奏活動でまた次も、そしてまた次もと思えるのは、聞きに来てくれたお客さんからの「フィードバック」があるからです。私が強くLIVE配信をお薦めするのもここにあります。動画UPよりもその場でのフィードバックが確認できるのです。

LIVE配信は現在の視聴者数がリアルタイムで表示されます。たとえば私の場合、初回は5人だったオーディエンスが2回目は13人になっていました。これはとても少ない数かも知れませんが、単純に小さなライブ会場での演奏と比較した場合どうでしょうか?駆け出しの演奏家として小さなライブハウスで演奏会をしたときに来てくれたお客さんたちの数を思い出してみてください。短期間で大したコストもかけず、お客さんを倍以上に増やせるのがYouTubeのLive配信の可能性を感じさせる部分です。

私の場合は、もう長らくライブというものをやっていなかったのでSNS告知でのフォロワーの方のみでしたが、おそらく今現役でライブ活動をされている方なら告知すればもっと集まるはずです。フォロワーの多い実演家の方ならすぐに結果が出るので是非トライしてもらいたいです。

SNSの中毒性が「いいね」にあるように、「フィードバック」は精神的にかなりインパクトがあります。リアルタイムでの視聴者のみならず、YouTubeの場合はあとからも視聴者が増え続けます。そしてコンテンツが良ければ、今後も「良いフィードバック」が得られてやる気も増します。

YouTube配信を躊躇されている実演家の方々、特にベテランの方には演奏の場が減ったこの機会にチャレンジしていただきたいです。

この記事を書いた人

[Music Freaks]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。人の多い場所と鈍感な人、苦手です。音楽と共に生きてくことは愉しい、すべての人がそう思えるような世界を考えていきたいです。

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