心が感じたままに

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アーティストに超お薦め「YouTube生配信」

以前の記事でYouTube生配信を実験的に始めた経緯を書きました。

何度か配信してみて、コツもつかめてきたので日曜の午後3時より毎週定期的に配信することにしました。やはりフィードバックがあるというのはありがたいものです、いろいろなご指摘も頂きました。また自分自身もたくさん動画を見て研究しています。

コロナ危機で出来ること〜Liveストリーム

そこでここ数日で感じたことを書いてみたいです。今回の記事がライブ配信を考えている人の参考になればと思います。

コンテンツは以下になります。

YouTubeで配信する意味

YouTubeで動画配信となると、高額収入を得ているYouTuberたちを思い浮かべてしまいます。

かなり厳しい収益化の条件

YouTubeは収益化できなければ意味がないと考えている人もいるかもしれません。しかし本当に収益化といえるような数字が出せるのは、登録者数1万人を越えてから。さらに一般的な収入を考えるなら10万人は必要かもしれません。

ハッキリいって自分もまだ収益化できる条件すら満たしていません

YouTubeによると

YouTube パートナー プログラムに参加するには、チャンネルの過去 12 か月間の公開動画の総再生時間が 4,000 時間、かつ、チャンネル登録者が 1,000 人に達していることが条件となります。また、チャンネルが YouTube の収益化ポリシーに準拠しているかを確認するための審査も行われます。

1000人の登録者数もかなり厳しいハードルですが、年間4000時間も結構大変です。月間330時間の動画再生が必要です。

収益化にフォーカスするのか

先に述べたように収益化にフォーカスする場合、数万人規模の登録者と数十万以上の再生回数を目標にしなければいけません。

手っ取り早く稼げるのは「エロ」です。それもYouTubeのポリシーに準拠している必要があります。実際、きわどい衣装を着てピアノ演奏している女性のYouTuberがもの凄い勢いで伸びています。この人は確信犯で(この表現はちょっと失礼かもしれませんが)、そういった視聴者層を明らかにターゲッティングしています。

ある意味、YouTubeの特質を知った上でのマネジメント能力に賞賛したくなります。

たとえばピアノ演奏でなくても、修行中の声優さんや女優さん、顔を隠して身体の線を強調した服での朗読(出来れば外見とのギャップがある真面目な内容)をするという方法も考えられますね。

まぁ、やるやらないは本人の問題として...。

自分自身にフォーカスするのか

ほとんどの人が「性」をウリにすることに抵抗があると思いますので、お薦めしたいのは「自分自身のスキルにフォーカス」することです。

このブログも初期の頃は収益化を考えて、収益を上げているブロガーを研究していました。がむしゃらに更新し続けていました。3000文字程度の記事に2〜3時間、チェックに1時間程度を毎日欠かさずです。しかしあるときに簡単なSEO対策だけして、日々更新し続けることを止めました。

それは自分自身の1番の強みとなるスキルにもっとフォーカスすべきと考えたからです。そうすると何か無駄な荷物を下ろしたようになり、とても気持ちが楽になりました。

ブログは自分の今を伝える手段にしました。「そんなもの誰も興味持たないよ!」とおっしゃる方もいるでしょう。

しかし私が1番興味持つのは、自分らしく生きている人の姿であり、その生き方から何かを産みだしている人です。そして同じように感じる人が一定数いると信じます。だから自分自身をありのまま表現することで共感できる人たちと動画を通じて繋がることにフォーカスすることにしました

「いいカッコしやがって!」と思う方もいる方もいるかもしれません。しかしこれが自分が1番自然でいられる生き方なのです。勝手に他者に対して不満を持つ人を納得させる義務は私にはありません。

YouTubeにおけるメリット

いわゆる自分も含めた底辺YouTuber。自分の場合、底辺ですらなく地下かもしれません(笑)。そんな状態で動画配信の意味はあるのでしょうか。

集客、認知とフィードバック

YouTubeでの動画配信の意味は認知と集客、及びフィードバックです。YouTubeで動画を上げたからといって見てくれる人がそうそう簡単には増えません。

なので、積極的に集客しましょう。SNS、Line、iMessage。電話できる相手がいるなら直接連絡してもイイです。とにかく利用できるものは何でもしましょう。

私は初配信の時の視聴者は2人でした。その次が5人、次が約12人、そして次が25人と確実に倍々に増えました。ずっと更新もしていなかったので、チャンネル登録者数も40人以上マイナスになって激減していました。しかしライブ配信を初めて、新たな登録者数が増えたため2週間で元に戻りました。

数万からのフォロワーのいるYouTuberと比較すると、数の上ではしょぼいかもしれません。しかし、そんな人達とそもそも比較することが間違っているのです。自分の中での小さな成果に対する悦びを享受しても罰は当たりません。

そして様々な自分の表現に対する認知、これは人に対しても自分に対しても、客観的に見つめることが出来ます。何が本当の自分らしさなのか、人々と好みの乖離は何なのか、自分自身とオーディエンスの方々のフィードバックから得ることが出来ます。妙なこだわりから自分自身を縛り付けている、アーティスト呪縛から自分自身を解き放つことが出来ます。

表現者なら生配信が断然有利

今これを読んでいる人が、音楽、芝居、ダンス、何にせよ何かを表現する「アーティスト」であるなら、YouTubeはライブ配信をすることをお薦めします。

なぜなら、パフォーマンス・アーティストの強みは「リアルタイムで表現」できることです。

自分の場合、楽器を演奏します。YouTuberの中には見事に演奏している人もたくさんいます。しかしこれは10テイクの中の1本かもしれません。一定水準を保つプロがその場限りで生み出すパフォーマンス、当たり前の1テイクがそうでない人にとってはとても難しいのです。

そうした強みは必ず見ている人、聴いている人に伝わります。それはライブ配信でこそ活かせるのです。また、改善点も即フォードバックとして見直すことが出来ます。

ふたたび、収益について

ふたたび収益について補足しておきます。

YouTubeでは先に書いた条件を満たさないと「収益化」できません。これはYouTube動画に表示される広告によって「収益化」出来るといういう仕組みです。

しかし時々、条件を満たしているのに収益化していない(広告表示されない)動画を見かけます。特に企業などでは動画を収益化(広告表示)していません。その代わり動画の中で自社商品を紹介したりしていますので、動画そのものが実は広告宣伝なんですよね。

そう考えると何かを表現する「アーティスト」も動画そのものが自分自身の広告宣伝と考えられますよね。

ここから、自分のサイトや物販に結びつけたり(CDやグッズ)することも可能ですし、音楽配信サービスに登録している人は宣伝にも使えます。JASRAC等に権利委託している作曲家なら自身の作品を掲載して、当然収益化も可能です。誰かがその曲をカヴァーしてアルバム制作をすれば著作収入にもなります。

実際の話、私も自作曲が海外でカヴァーされてそこそこの収入を得たことがあります。何も動画に挟まれる広告のみがYouTubeでの収益化の方法ではないということだけは覚えておいて下さい。

最後にお金について

アーティストの方々の中には表現の「純粋さ」に対して、お金については「汚れたもの」のイメージがまだまだあったりします。お金は簡単にいってしまえば「人間が作り出した幻想」に過ぎません。つまりお金とは物々交換をわかりやすく数値に変換しただけのものです。

人類は地球上に存在する生物の中で唯一、数を操り、虚構というイメージでモノの価値を計ることが出来ます。一億円を持っていない人でも一億円の価値基準はわかります。一億円という人類共通の虚構(それを手にしたことがない人までがイメージできる)によって価値観をイメージ、共有出来るのです。

そしてその幻想の中で優劣をつけられるのも人間の特質といえます。

「いやいや、お金があればいろんなものが買えるではないか!」

そのとおり、おっしゃるとおりです。

お金があれば様々な「安心」を楽に手にすることが出来ます。お金で幸せは買えませんが、「安心」を買えることは間違いないです。必要なお金はあった方が良いのです。

だからこそ、お金を稼ぐことは大事なのです。人が作り出した数の幻想をより多く増やす方法を頭を使って考える必要があるのです。飛行機に乗るお金がなければ外国に行くことは出来ません。お金は目的を達成する為の手段です。目的を達成するためにはある程度の資金は必ず必要です。

お金は人間の優劣をつけるためのものではなく、自分の目的を達成するためのツールということを、特にアーティストの方々に思い出して頂ければと思います。

お薦めの本


サピエンス全史 単行本 (上)(下)セット

記事中、お金に関して「幻想」と書きました。この部分はもっと深掘りして、後日、あらためて記事を書きたいとも思っています。参考文献として最もわかりやすいのが「サピエンス全史」です。人類が壮大な国家を築き上げ、群衆をまとめ上げるるために創造した「幻想」について書かれています。現代人必読の本です。

この記事を書いた人

[Music Freaks]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。人の多い場所と鈍感な人、苦手です。音楽と共に生きてくことは愉しい、すべての人がそう思えるような世界を考えていきたいです。

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